1、誰にも負けない努力をする
企業経営をしていく中で一番大切なのは「誰にも負けない努力をする」ことです。いい換えれば「毎日一生懸命に働く」ことです。また幸せな人生、すばらしい人生を生きるためにも、毎日真剣に働くことが第一条件です。このことを除いては企業経営の成功も人生の成功もありえません。一生懸命に働くということは、苦しいことです。その苦しいことを毎日続けていくには、今自分がやっている仕事を好きになることが必要です。好きなことであれば、いくらでも頑張ることができるはずです。また一生懸命に仕事をすれば、少しでもよい方向へ仕事を進めていきたいと思い、もっと良い方法はないだろうか、もっと能率が上がる方法はないだろうかと考えるようになり、創意工夫の毎日になってきます。今日よりは明日、明日よりは明後日と自分で工夫して仕事をしていくようになります。このような循環により人間の魂を磨くことにも繋がっていきます。
2、 謙虚であり、決しておごらない
謙虚な振る舞い、謙虚な態度は人格を形成する上で大変大切な資質です。世の中では、他人を押しのけてでも、という強引な人が成功するように見えますが、決してそうではなく、内に燃えるような情熱や闘争心、闘魂を持ちながらも、謙虚で控えめな人が成功するのではないでしょうか。また、地位が上がったりすれば、謙虚さを忘れ傲慢になりがちですが、こうした時にこそ「謙虚さ」「おごらないこと」が大切になります。
3、 反省ある毎日を送る
一日を振り返り、人間として正しいことを行ったかどうかを確認する作業が必要です。自分の行動や発言に、もし反省することが少しでもあれば改めていかなければなりません。この反省を毎日繰り返していれば心が純化され善き心へと変わっていくはずです。
4、 生きていることに感謝する
人は一人では決して生きていけません。自分を取り巻くあらゆるものに支えられて生きています。そう考えると「感謝の心」が生まれてきます。不平不満を持って生きるのではなく、現状があるがままに感謝し、さらなる向上を目指して一生懸命努力する。「ありがとうございます」が素直に表現できる人になりましょう。善意は周囲にも循環します。
5、善き事を行い、思いやる言動を心がける
親切な思いやりの心でやさしく接することは大変大切なことです。善き事を実行すれば、運命をよい方向へ変えることができるし、仕事も良い方向へと変化させていくことができるのではないでしょうか。世のため人のために一生懸命善き事を行うことがさらによい方向へと向かう方法だと思います。
6、感性的な悩みをしない
済んだことに対して、深い反省はしても、感情や感性のレベルで心労を重ねてはいけません。理性で物事を考え、新たな思いを持ち、新たな行動に移っていくことが大切です。